自社メディアを運営するなかで、「記事制作にかける時間が取れない」「記事の順位がなかなか上がらず、収益に繋がらない」などの悩みを持つ担当者の方も多いのではないでしょうか。
記事制作代行サービスを利用すれば、制作にかかっているコストや時間を軽減し、自社メディアに品質の高い記事を公開することができます。
記事制作代行サービスを選ぶときは、「記事制作代行会社とクラウドソーシングどちらを使うか」検討したうえで「制作実績」「対応可能な範囲」「料金体系」を重視して決めると良いでしょう。
本記事では、複数のメディアを運営する私たちマイスタースタジオがこれらの重視したい点をもとに、おすすめの記事制作代行サービスを10社ピックアップ。
各社の特徴やおすすめポイントも解説しますので、自社メディアの質や効率を高めたい方はぜひ参考にしてみてください。
編集部が選んだ記事制作代行会社おすすめ7選
ここでは数ある記事制作代行会社から、複数のメディアを運営しているマイスタースタジオがおすすめの7社をピックアップ。
各社の特徴や料金体系などを紹介していますので、会社選びに迷っている方はお役立て下さい。
【記事制作代行会社おすすめ7選の早見表】
会社名 | 料金 | 納期 | テストライティング |
---|---|---|---|
記事作成代行ウルトラ | ◎ | ◎ | ○ |
TOBIBAKO | ◎ | △ | ◎ |
LANY | ○ | ◎ | ○ |
SEOトライアル | ○ | ◎ | ◎ |
リファイド | △ | ○ | ○ |
サクラサク | ○ | ○ | △ |
BUZZ COMMIT | ○ | ◎ | ○ |
記事作成代行ウルトラ
- 発注本数や契約期間の縛りなし
- SEOコンサルや被リンク獲得代行などにも対応
- 依頼したい範囲によって選べる料金プランを展開
記事作成代行ウルトラが、サービス提供開始から約1年弱で検索1位を獲得した記事は833記事。これは納品した記事全体の約4割であり、高い上位表示実績を持っていることがわかります。
ユーザーにも検索エンジンにも読みやすい文章を作るため、70項目を超える執筆レギュレーションに基づき記事を制作。執筆を担当するのは、採用率約4%と厳選されたライターであることも特徴です。
料金は、シーンに合わせた文字単価プランを3種類用意しています。ライティングのみを依頼したい場合や、構成から数値分析までお任せしたい場合など、ニーズによって選択できます。
また、有料のオプションプランでは、医師や弁護士、税理士など、専門家ライターに執筆・監修依頼も可能。記事公開後の被リンク獲得代行などにも対応しています。
運営会社 | シュワット株式会社 |
料金・プラン | シンプルプラン 文字単価4.5円 スタンダードプラン 文字単価6円 プレミアムプラン 文字単価10円 |
納期目安 | 最短9日~ 当日見積り・翌日納品の特別プランも用意 |
制作実績 | https://seo-writing-professionals.com/case/ |
テストライティング | 可能(文字単価4.5円の有料プラン) |
TOBIBAKO
- 半年以上のOJT教育を受けたライターのみが執筆を担当
- オプションでさまざまなSEO施策を代行可能
- 1記事無料のお試しプランでサービスを体験できる
株式会社トビバコは、SEO専門の制作・コンサルティング会社です。
累計5000記事以上のSEO記事制作実績を持ち、自社メディアの運営も手がけています。自社メディアでは開始2年で10万PVを達成する等の実績があり、最新のSEO動向に合わせた高品質な記事執筆を謳っています。
TOBIBAKOで記事執筆を担当するのは、自社メディア等で半年以上のOJT教育を受けたライターのみ。また、納品前には専任担当者による記事チェック・校正・校閲を行い、安定した記事品質を保つことを目指しています。
料金は、依頼したい範囲に合わせて文字単価を4.5〜6.5円に設定しています。記事の執筆以外にも、オプションでアイキャッチ画像作成やキーワード・競合サイト調査などを付帯することが可能。
依頼を検討している場合はヒアリングの上、1記事無料のお試しプランを発注できます。
運営会社 | 株式会社トビバコ |
料金・プラン | 記事執筆のみ 文字単価4.5円 構成・執筆 文字単価5.5円 構成・執筆・WP入稿 文字単価6.5円 |
納期目安 | 要相談 |
制作実績 | https://tobibako.co.jp/category/voice/ |
テストライティング | 可能(1記事無料のお試しプラン有り) |
LANY
- 高品質な記事納品のため、ヒアリング重視
- 成果レポートやウェビナー動画など、記事作成以外のサポートも付帯
- 各ジャンルの専門家に記事監修を依頼できる
LANYは、記事制作代行の他、SEOコンサルなどのデジタルマーケティング支援を行う会社です。
記事制作においては年間3000本以上の記事を執筆しており、特に転職・英語・ファッション・生活情報などを得意ジャンルとしています。
上位表示を目指せる高品質な記事を作るため、ヒアリングや編集会議、徹底したリサーチを大事にしています。
制作はプランナー、ディレクター、ライターの3名体制で対応。ライターには独自の採用基準があり、テストライティングに合格したライターのみが記事を執筆します。
LANYの料金プランは記事単位で、最低発注本数と契約期間が決まっています。
オプションプランでは、総合情報サイト「All About」と提携していることが特徴的。さまざまなジャンルの専門家に監修を依頼することが可能です。YMYL領域など、専門性が必要なジャンルの記事依頼を検討している方にはおすすめのプランです。
運営会社 | 株式会社LANY |
料金・プラン | 1記事6万円~ |
納期目安 | 要相談 (5,000文字の記事であれば納品まで5~7日) |
制作実績 | https://lany.co.jp/work/ |
テストライティング | 可能(有料のトライアルプラン有り) |
SEOトライアル
- 1記事無料サービスで品質を確認できる
- 2500名以上のライターから最適な担当者をアサイン
- Webマーケティングの全体支援も可能
SEOトライアルを運営するStockSun株式会社は、Webコンサルティングやマーケティング支援を中心に行う会社です。
記事制作代行サービスでは、過去に200社以上のSEO対策を実施。SEO対策の契約更新率は95%、キーワード検索結果の10位以内表示率80%などの実績を持っています。
認定パートナー制度や品質ガイドラインの運用など、高品質なWebコンサルティングサービスのための仕組みが特徴です。
記事制作においても、2500名以上のフリーランスライターから、記事ごとに最適なメンバーに執筆を依頼しています。
SEOトライアルでは、記事を1本無料で作成しています。
品質や担当者の動きに満足してから依頼してほしいとの思いでサービスを運営しており、トライアルの段階でSEO担当者が直接ヒアリングを行っています。
契約後は記事1本からの発注が可能。記事制作の他に、SEO内部対策やUI/UX改善などにも対応しています。
運営会社 | StockSun株式会社 |
料金・プラン | リライト 1記事3万円~ 新規記事作成 1記事4万円~ |
納期目安 | 4日~ |
制作実績 | https://stock-sun.com/example/seo/ |
テストライティング | 可能 |
リファイド
- コラム、ニュース記事の制作に特化
- 50以上の業界に幅広く対応
- メディアの新規立ち上げから、既存メディアの改善まで対応可能
10年以上の業歴を持つ、オウンドメディア運営・記事制作代行専門の株式会社リファイド。
介護・不動産・旅行など、50以上の業界に対応可能。特にニュース型記事、コラム型記事の制作を得意としており、年間4万件以上のニュース記事提供などの実績を持っています。
独自の採用基準をクリアした、約10%の専門ライターが記事の執筆を担当。海外在住のライターも在籍しているため、海外コンテンツに対応できることも特徴です。
ニュース型やコラム型の記事制作プラン、両方を組み合わせたカスタマイズプランなどを用意。契約期間は予算に合わせた相談が可能となっています。依頼を検討している場合は、無料で記事サンプルの制作にも対応しています。
運営会社 | 株式会社リファイド |
料金・プラン | 要相談 |
納期目安 | 約1ヶ月 |
制作実績 | 50以上の業界・ジャンルの記事制作実績有り |
テストライティング | 可能(サンプル記事を提供) |
サクラサク流SEOメソッド
- サイト全体の分析・設計などのコンサルティングを同時に依頼できる
- SEOノウハウを持つコンサルタントが専任で担当
- 依頼内容はニーズに合わせてカスタマイズ可能
SEOの専業会社として20年以上の実績を持つ、サクラサクマーケティング株式会社。SEOコンサルティングと記事制作代行サービスをメインに提供しています。
「分かりやすいSEO」をサービスポリシーとしており、顧客が納得できるまでSEO施策を分かりやすく説明することを謳っています。ヒアリングを重視していることも特徴で、サービス導入時のミーティングや振り返りレポートのほか、満足度調査を定期的に実施しています。
サクラサクの料金プランは記事単位となっており、1記事4万円から発注できます。また、自社リソースを活用したアンケート収集や、SNSで取材源を調査するなど、さまざまなカスタマイズも可能です。
運営会社 | サクラサクマーケティング株式会社 |
料金・プラン | 1記事4万円~ |
納期目安 | 10本前後納品の場合、約1ヶ月から1ヶ月半 |
制作実績 | https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/cases/ |
テストライティング | 不可 |
BUZZ COMMIT
- インフルエンサーライティング、取材や監修記事にも対応
- 最短即日~5日での記事納品に対応
- 記事納品後も中長期的に収益向上をアシスト
BUZZ COMMITは株式会社WEB TATEが手がけるSEO記事制作代行サービスです。累計10万件以上の記事制作実績があり、契約継続率96%を謳っています。
記事の制作では、専属ディレクター・キーワードプランナー・ライターでチームを編成。顧客ごとの要望に応じて、記事入稿・数値計測・レポーティングなどの業務にも対応しています。
料金プランはキーワード選定の有無により、ライトプランとスタンダードプランの2種類を用意。
中長期的な収益向上アシストのため、記事数と契約期間に最低発注基準を設けています。
また、オプションで特徴的なのが、商品やサービスを体験したインフルエンサーによるリアルなレビュー記事制作です。SNS拡散による認知拡大や、新規顧客獲得のアシストを謳っています。
運営会社 | 株式会社WEB TATE |
料金・プラン | ライトプラン 3万円~ スタンダードプラン 4万円~ (いずれも発注記事数・契約期間に最低発注基準有り) |
納期目安 | 最短即日~ |
制作実績 | 医療・美容・IT・不動産業界などの記事制作実績有り |
テストライティング | 可能(サンプル記事を提供) |
記事制作代行を依頼できるおすすめクラウドソーシングサービス3選
ここでは、記事制作の依頼が可能なクラウドソーシングサービスを3選紹介しています。
クラウドワークス
クラウドワークスは、国内最大の登録者数を謳うクラウドソーシングサービスです。
記事制作やライティングは文字単価1円から発注可能。登録しているワーカーをスキルや評価などで検索し、直接依頼することができます。
弊社では、実際に自社メディアの記事制作において、クラウドワークスを利用していました。
良かった点は、依頼するライターによっては短期間での納品が可能だったこと。コストも比較的かからないのもメリットと言えます。
しかし、ライターによっては執筆内容のクオリティに差があり、記事チェックに時間がかかって社内の工数が増えてしまうという経験もありました。
依頼前には、過去の契約実績やポートフォリオなどから、ワーカーの実績をチェックするのがおすすめです。
また、依頼するワーカーの採用や納期管理も自社で行う必要があるため、社内にリソースが無い場合は上手に利用することが難しい場合もあるでしょう。
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
料金・プラン | 記事執筆のみ 文字単価1円~ |
納期目安 | 要相談 |
依頼方法 | 直接依頼・プロジェクト、コンペ、タスク方式 |
ランサーズ
日本初のクラウドソーシングサービスとして、2008年にサービスを開始したランサーズ。60万社以上の企業が導入しています。
ランサーズでは、「スキルスコア」と呼ばれる独自の評価アルゴリズムで採点したスコア制度を用いています。専門知識・クオリティ・コミュニケーションなどの項目で評価を行い、プロフィールに掲載しているため、依頼の際に参考にできます。
記事制作においては100以上の業界での発注実績があり、一般的なテーマであれば文字単価0.5円から依頼が可能。登録者のプロフィールから直接メッセージを送ったり、見積りを提案して応募してきた登録者の中から選んだりといった方法で依頼ができます。
発注に関しては、ランサーズの専任アドバイザーに電話やメールで相談を行うことも可能です。
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
料金・プラン | 記事執筆のみ 文字単価0.5円~ |
納期目安 | 要相談 |
依頼方法 | 直接依頼・プロジェクト、コンペ、タスク方式 |
Shinobiライティング
Shinobiライティングは、ライティング業務に特化したクラウドソーシングサービスです。登録ライター数は40万人以上を超えており、幅広いジャンルの記事へのスピーディーな対応を目指しています。
Shinobiライティングではライターとの直接的なやり取りは発生せず、自動システムで発注を行うのが特徴です。
記事ジャンルやタイトル、使用キーワード、文字数などを入力して依頼する方式で、希望内容を入力すると自動で見積り金額が計算されます。参考URLやNGキーワードがあれば指定することも可能。料金は文字単価1円です。
1記事から発注ができるため、まずはたたき台となる記事が欲しいという場合の利用にもおすすめです。
運営会社 | CROCO株式会社 |
料金・プラン | 記事執筆のみ 文字単価1円~ |
納期目安 | 要相談 |
依頼方法 | 発注コースを選択し、申込み |
記事制作代行サービスに依頼する時の失敗しない選び方
記事制作代行サービスは数多く存在するため、違いがわかりにくく、どうやって依頼する会社を選べば良いか悩む方もいるのではないでしょうか。
ここでは、記事制作代行サービスを選ぶ際に気をつけるべきポイントを紹介します。
記事制作代行会社(専門型)かクラウドソーシングか選ぶ
記事制作代行サービスには、「代行会社(専門型)」と「クラウドソーシング型」の2つのタイプがあります。
それぞれ全く特徴が異なるため、社内のリソースや自社メディアの求める記事に合わせて、どちらを選ぶか検討しましょう。
【記事制作代行会社とクラウドソーシングの比較表】
ポイント | 記事制作代行会社 | クラウドソーシング |
---|---|---|
費用 | △ | ◎ |
納期 | ○ | ○ |
品質 | ◎ | △ |
SEO知識 | ◎ | ○ |
対応範囲 | ◎ | △ |
記事制作代行会社(専門型)は、記事制作のほか、キーワードの選定から執筆、入稿やアップ後の数値計測までを依頼できる会社も多いです。
対応範囲が幅広いため、自社にリソースが無い場合もおすすめ。
また、専門知識を持ったプランナーやディレクターが記事の品質管理を行うことで、高品質な記事の制作を強みとしています。しかしその分、費用は高く、納品までに日数がかかる傾向にあります。
一方、クラウドソーシング型では、多くの場合はプラットフォームから自身でライターを募集する必要があります。
記事制作代行会社と比較すると、文字単価は最低0.5円~と安く、納期も早い傾向があります。
ただし、個人ライターに依頼するため、クオリティにバラつきがあるのが注意点です。
料金の安さ・納品の早さを最重視する時や、執筆のみを依頼したい時にはクラウドソーシングの利用がおすすめ。また、社内にSEOのノウハウがあり、部分的な依頼を行いたい場合にもおすすめのサービスです。
制作実績を確認する
記事制作代行サービスは数多くあるため、実績がわからないとなかなか依頼しにくいもの。
依頼前にはホームページを確認し、制作した記事の本数や、記事の上位表示数などをチェックしておきましょう。
他にも、取引先や受注事例を公開しているとより参考にできます。継続的な取引を行っていれば、品質の高い記事を納品していると考えられるため、実績の一つの目安になるでしょう。
会社によってはサンプル記事やトライアルプランを用意していることもあります。発注前に実際の記事を確認できるため、利用をおすすめします。
対応可能な範囲を確認する
記事制作代行サービスにどこまでの範囲を依頼できるのかは、会社によって様々です。
執筆のみを行うシンプルなプランから、Webコンサルティングを兼ねている会社であればメディアそのものの運用や支援までお任せできることもあります。
依頼前には必ず対応している業務範囲をチェックしましょう。
また、SEO記事の結果が出るにはある程度日数がかかるため、会社によっては最低発注本数・最低契約月間が設けられていることもあります。自社メディアで発注したい記事の本数や形態などを事前に相談し、希望に合ったプランを選びましょう。
料金体系を確認する
記事制作代行サービスの料金体系は、「文字単価」「記事単価」「月額固定制」など、各サービスによって異なります。
それぞれの料金体系に加えて、インタビュー記事や監修記事などの工数が必要な記事形態によってはオプション料金がかかることがほとんどです。
どの料金体系の場合にも、記事制作にかけられる予算の目安を出しておいて、見積りと照らし合わせることが重要です。
記事制作代行サービスを利用するメリット・デメリット
記事制作代行サービスを利用する前には、具体的なメリット・デメリットを把握しておきましょう。
- 自社のリソース不足解消
- 記事コンテンツの品質向上
- 専門知識を持つライターに依頼できる
記事制作のさまざまな工程を代行サービスにお任せすることで、社内の負担が軽減しリソース不足を解消できます。
また、SEO対策に特化した会社や、専門知識を持つライターが在籍している会社に依頼することで、信頼性の高い高品質な記事が期待できます。
- 記事制作のコストがかかる
- クオリティにバラつきが出る可能性がある
- 内容修正などの品質管理が必要
高品質な記事を制作するには、その分コストもかかります。
他にも、求める内容とは違った記事が納品された場合は、修正の手間が増えるといったデメリットがあります。
まとめ
記事制作代行サービスは、会社やサービスごとに対応可能な範囲や料金が大きく異なります。
自社メディアのニーズにもっとも合っているサービスを選ぶことで、自社のリソース不足解消やコンテンツの品質向上など、多くのメリットに繋がるでしょう。
依頼する前には、ぜひ各社の特徴を比較して、問い合わせやテストライティングを発注してみてください。